東京都交通局 馬込車両検修場    2012年5月31日(木)

日本学園…明大前駅―(井の頭線)―渋谷駅―(山手線)―五反田駅―(都営浅草線)―西馬込駅…馬込車両検修場・取材…西馬込駅―(都営浅草線)―五反田駅・解散



本日は、1学期中間試験最終日です。平日の午後の空き時間を生かして、東京都交通局馬込車両検修場を取材しました。馬込車両検修場は、都営浅草線5300形と都営大江戸線12−000形の検査を行っています。



検車部門では列車検査・月検査・弱電検査・車輪転削・車両洗浄、修車部門では重要部検査・全般検査・臨時検査を行っています。



2011年7月28日に、私たちは大島車両検修場を取材しました。その時に大島検修場を案内して下さった副場長さんが、なんと2012年4月から馬込車両検修場の副場長に赴任しておられました。馬込車両検修場を訪ねると、「また来たな。君達、見覚えのある子達だぞ。」と言って出迎えて下さりました。早速、DVDを観ながら馬込車両検修場の概要と、浅草線が導入しているC−ATS自動列車停止装置について解説してもらいました。



私たちは、重要部検査や全般検査が行われている工場棟を見学しました。大江戸線と浅草線は、汐留連絡線で繋がっています。大江戸線車両牽引用電気機関車E5000形を使って、大江戸線の車両を検修場まで搬送します。



大江戸線12−000形は、軌間は浅草線5300形と同じスタンダードゲージ1435mmですが、車体はずいぶんと小さめに設計された車両です。馬込車両検修場では、大きさの異なる2種類の車両に対応できるように、架線の高さを調節できる移動架線装置が備わっていました。







私達が工場棟を見学した時、入出場線に、整備が終わった出場間近の5300形が止まっていました。空気式のドアエンジン(扉閉機械)、浅草線と大江戸線のパンタグラフ、台車立体格納庫やモノレール式クレーンを見学しました。



浅草線のパンタグラフには避雷針が付いていて、乗り入れ協定により摺り板がカーボン製でした。大江戸線は全て地下線なので、大江戸線のパンタグラフには避雷針は付いていませんでした。



工場検査線は、同一ラインで車両を4両連結したまま屋根上機器の脱着、台車の交換、空制部品の交換が出来る体制になっていました。浅草線の車両なら10日間、大江戸線の車両なら12日間で重要部検査や全般検査が出来るそうです。



台車交換装置には、4つのつめが備わっていて、そのつめに車体を乗せ、ボルスタアンカーを外し、台車の方を下に下げて交換する体制でした。



今年度、馬込車両検修場では、浅草線7編成、大江戸線15編成の全般検査や重要部検査をする予定です。



工場棟を見学した後、電気機関車E5000形を撮影しました。8軸の電気機関車でパンタグラフは浅草線用2台、大江戸線用1台が備わっていました。



最後に5300形の運転室や車内を見学しました。





車内の2箇所に非常通報装置が付いています。車内で何かあった時、スイッチを押すと乗務員に連絡できます。京成電鉄やJRの車両は、スイッチを押すと同時に電車が停止する仕組みになっています。都営地下鉄や東京メトロの場合、地下道で電車を停止するのは危険なので、最寄り駅で停止して車内の事件に対応する体制になっています。




工場棟や電車を見学した後、再び管理棟に戻り、最後に今回の取材のまとめをしました。また、浅草線や馬込検修場に関する資料を沢山いただきました。今回も親切に案内、解説していただき、部員たちがたいへん喜びました。今回の取材で学んだことを、うまくまとめて、10月の学園祭でしっかりした展示発表をしようと感じました。